お知らせ

充電式耳あな型オーダーメイド補聴器「リオネット2」を発売

2023.08.09

最新のデジタル信号処理ユニット“リオネットエンジン2”を搭載

リオンは、新開発のデジタル信号処理ユニット"リオネットエンジン2"を搭載した充電式耳あな型オーダーメイド補聴器「リオネット2」を8月21日に発売します。最新のデジタル信号処理技術とAI(人工知能)を組み合わせた騒音抑制機能※1や、会話音声への影響が少ない衝撃音低減機能などによる自然で豊かな聞こえと、スマートフォンアプリを用いたセルフ調整機能※1などによる使いやすさの向上を実現しました。また、充電式を採用することで、電池切れの心配や電池交換の手間が解消され、約2.5時間の充電で一日中使用可能※2な補聴器が完成しました。

※1 HI-C7DA、HI-C7DBのみ搭載。
※2 フル充電で約28時間の連続使用が可能です。ただし、使用時間は補聴器の使用状況や環境によって異なります。

「リオネット2」は、「補聴器を使っていることを忘れるほど自然体で毎日を過ごしてもらいたい」という思いを実現するため、当社の最新技術を結集させ、心臓部であるデジタル信号処理ユニット"リオネットエンジン"を一新しました。膨大な音環境データを学習させたAI(人工知能)を搭載し、最適な音をお届けします。 「暮らしと、私に溶け込む」 をキャッチコピーに、従来の補聴器イメージを刷新する、"ヒトに馴染むデザイン"をコンセプトとした「スモーキーブラック」と「アッシュブラウン」のカラー2色を展開します。


「リオネット2」の主な特長

1)リオネットの最新技術を結集した "リオネットエンジン2" を搭載

デジタル信号処理技術の向上により、音の再生帯域拡大や細かな調整が可能となり、自然で豊かな音を実現しました。その他、会話音声への影響が少ない衝撃音低減機能や、補聴器を装着する方の耳の形状や音響特性を測定してパーソナライズすることでピーピー音(ハウリング)を効率よく抑えることができるハウリングキャンセラーなど、各デジタル機能が大きく進化しています。
また、当社初のAIを活用した機能「AI NR」※3、4は、非常に短い時間間隔で会話音声とそれ以外の音を区別し、聞こえを最適化します。

※3 HI-C7DA、HI-C7DBのみ搭載です。
※4 「AI NR」は東京都立大学 小野順貴(おの のぶたか)教授との共同研究成果が一部含まれます。



2)充電式を採用

充電式の採用により、日常生活でのご使用にあたり、電池切れの心配や電池交換の煩わしさを解消し、かつ防水・防じんの国際保護等級IP68(最上位等級)を達成しました。約2.5時間の充電で、一日中使用可能な※2、大容量バッテリーで安心してお使いいだだけます。また、充電ケースは磁石によって簡単に補聴器を収納でき、左右の置き間違いを防ぐ構造になっています。



3)スマートフォンアプリ で使いやすさを追求

無料のスマートフォンアプリ 「スマートコントロール2」 をお使いのスマートフォンにダウンロードすることで、ボリューム調整やメモリー切替、ミュート機能のほか、補聴器の充電残量を1%刻みで確認することが可能です。また、補聴器を紛失した際に、補聴器の推定位置を表示する機能を活用することで、探す手助けとなります。
加えて、「セルフ調整機能」※5を搭載し、お使いになる方の状況に応じて、音質やデジタル機能を微調整することができます。この機能で微調整した結果は、補聴器販売店での専門家による補聴器調整(フィッティング)にも反映できる仕組みとなっており、一人ひとりの使用環境に適した設定で、満足度向上を図ります。

※5 HI-C7DA、HI-C7DBのみ搭載です。



「リオネット2」 の詳細はリオネット補聴器ブランドサイトにて公開しています。
URL:https://www.rionet.jp/rionet2/