製品情報
オージオメータ AA-H2

精密診断・臨床・研究用のハイエンドモデル
医療機器認証番号:306AABZX00044000
電子カルテ対応
JIS 純音タイプ タイプ1、語音クラス クラスB
JANコード:4989696026456
医療機器分類:管理医療機器 クラスⅡ
特定保守管理医療機器:非該当
検査モード一覧
■ | 純 音 | ・・・ | 標準純音聴力検査、高周波純音聴力検査、気導純音聴力検査、選別聴力検査 |
■ | 語 音 | ・・・ | 語音聴力検査 |
■ | 耳 鳴 | ・・・ | 閾値測定、ピッチマッチ/ラウドネスバランス検査、遮蔽検査 |
■ | 閾 値 上 | ・・・ | SISI/DLSI検査、ABLB検査、 DL検査 |
■ | 自 記 | ・・・ | TTS検査、連続周波数自記検査、固定周波数自記検査、Tone Decay検査 |
■ | 音場閾値 | ・・・ | 音場閾値検査 |
■ | 音場語音 | ・・・ | 音場語音聴力検査、補聴器適合検査(語音明瞭度曲線の測定、語音明瞭度の測定、環境騒音の許容を指標とした適合評価、音場での補聴器装用閾値の測定、雑音を負荷したときの語音明瞭度の測定、質問紙による適合評価)、J-HINT、J-Matrix test |
■ | 幼児聴検 | ・・・ | 遊戯聴力検査、COR検査 |
■ | 方 向 感 | ・・・ | 弁別閾値検査、時間差自記検査、強度差自記検査、Time vs Intensity trade検査 |
■ | 特殊聴検 | ・・・ | 遅延側音検査、ロンバールテスト、ステンゲルテスト |
■ | プログラム モード |
検査内容
純音
標準純音聴力検査は検者が検査音の周波数と聴力レベルを変えて測定する手動検査と、操作パネルの[スタート/ストップ]ボタンを押すだけで自動的に閾値を測定する自動検査があります。
なお、自動検査ではマスキングの方法として、自動プラトー法または固定マスキング法を選択できます。
手動検査の場合、適切なマスキングを補助するマスキングアシスト機能を使用できます。




語音
AA-H2は、内蔵音源(内蔵語音)を備えていますが、外部音源を使用することもできます。
外部音源を使用する場合は、市販の音楽再生用CD プレーヤなどの外部入力機器を接続します。その際、左右個別の信号を入力することが可能です。

耳鳴
閾値測定、ピッチマッチ/ラウドネスバランス検査、遮蔽検査ともに、左右合わせて3 データまで保存できます。



閾値上
SISI/DLSI検査、ABLB 検査、DL 検査が行えます。



自記
TTS 検査は、1 周波数あたりの検査時間は3 分または6 分で、1 画面当たり2 周波数、2 画面切り替えで最大4 周波数までの記録ができます(気導、骨導は別)。受話器と検耳が同じ条件の場合は、連続音と断続音の結果を同じエリアに記録することができます。
その他、連続周波数自記検査、固定周波数自記検査、Tone Decay 検査が行えます。




音場閾値
補聴器装用時と非装用時(裸耳)の閾値を比較し、補聴器を使用することでどのくらい聞こえが良くなるか(ファンクショナルゲイン)を求められます。

音場語音
音場語音聴力検査、補聴器適合検査、J-HINT、J-Matrix testが行えます。




幼児聴検
AA-H2では、幼児聴力検査の手法として、遊戯聴力検査およびCOR(条件詮索反応)検査の2種類を備えています。


方向感
弁別閾値検査、時間差自記検査、強度差自記検査、Time vs Intensity trade 検査が行えます。




特殊聴検
遅延側音検査では、「スタート」を押すと被検者自身の声が200 ms 遅れて受話器から聞こえるようになっています。被検者に文章を暗唱・朗読させたときに、この遅延のあるなしで、声が大きくなる、朗読が早くなったり遅くなったり調子が乱れる、発話が乱れるといった変化があるかを検査します。なお、遅延側音検査では被検者用のマイク(オプション)を使用します。
ロンバールテスト(Lombard's test)では、文章を朗読させている最中にホワイトノイズまたはスピーチノイズを聞かせます。ノイズのあるなしで、朗読の声のレベルに変化が起きるかを検査します。
ステンゲルテスト(Stenger's test)では、両耳に同じ周波数の音を聞かせ、閾値に違いがあるか(両耳聴の現象)を調べます。難聴耳にのみ純音を聞かせたときの閾値と、良聴耳と難聴耳同時に純音を聞かせたときの難聴耳の閾値を比較します。



プログラムモード
プログラムモードでは、検査音の種類や時間差機能の有無などを設定して、独自の検査の組み立てが可能です。閾値の入力や測定結果を印刷することもできます。
